とある市民農園の一角に、畑(30㎡)を間借りしております
雨上がり
午前中は雨、午後から回復してきました。
日曜日の夕方はただでさえ人影が少ないのですが、今日は雨だったため、人の出も少なく日頃あまり畑に顔出しできていないので、のんびり気ままに作業ができて、それはそれで気が楽です。
隣のおじちゃま(私は世間一般的なおばちゃんなので正確にいうならば、おじいちゃん)は収穫し終わった野菜クズを上手に土づくりに利用して、ゴミにしない過程を何となく見せて教えていただいている気がします。そんな気がする根拠はちょっとここでは割愛させてください。
普段ですと、そのおじいちゃまよりもお年が更に上のおばあちゃん(98歳・地主さま)がいらっしゃる確率が多いのですが、雨だったということもあり、本日はお休みのようでした。
野菜の様子
先週末顔を出した時、ブロッコリーが見るも無残な感じで葉っぱが食われており、暢気にあらあらと思っていたら、もう反対側のおばさま(隣のおじいちゃまの妹さん、つまり、私は兄妹に挟まれている)が私を見かけるなり、「あら、蝶々の幼虫ね、それぐらい大きかったから見えるからつぶせるわね!」
「そうですね(^▽^)/」と言いつつ、ム、ム、ムリだ、ひとまずこのままにしておこうと思いました。1匹ならず、ぱっと見、少なくとも5~6匹はいましたもん、祟りが起きるレベルです!
そんなブロッコリーが今週復活しているではないですか!
あの子達、私のブロッコリーの葉っぱで大きく育って羽ばたいてくれたのかしら?
でも蝶ってどれぐらいで成虫になるのかしら?
怖くて調べられません、何かをめくっていて、いきなりアップの写真が出てきたら私は飛び跳ねてしまいますから。
これでもだいぶ虫は平気になってきた方ですが、まだまだ及び腰です。(これでよく樹木医になりたいなどと言えたものだと自分でも呆れます。)
そして、先々週トマトのわき目を1週間水につけておき、根が出かかったものを土に活けてみたのですが、しっかり根付いていました。素晴らしい!
ついでに、先週大きく育ってきたトマトを支柱に沿わせている時、誤ってボキっ!と折ってしまった茎もブスっと土に差してみたのですが、それもとても元気な様子だったことに嬉しくなってしまいました。先週は良いタイミングで雨が降ってくれたおかげです。
蝶々
去年の今頃のこと、5年間受け持っている公園があるのですが、そこで公園の管理をお願いしているおじさまが、私のもとにアゲハ蝶の蛹が羽化する瞬間を珍しそうに見せてくれようと、私のところに連れてきて、ラベンダーの所に置きました。
私もシンナリとしている蝶をながめていたのですが、時間がたつにつれ、羽もしっかりと乾き、いつ飛び立つのかしら?と眺めていたのですが、3時の休憩の時も、10時の休憩の時と同じ場所にいたのです?????どうしちゃったんだろう?
そこでスグに調べてみたところ、蝶が羽化する瞬間というものはとても繊細なのだということを知りました。何等かのダメージがあると羽を広げることが失敗に終わってしまうそうなんです。強い風が吹いてもダメ、落っこちてもダメ。なので、人間につままれて運ばれるなんてもってのほかです。
丁か半か、一世一代の大勝負を切り抜けた蝶が何気なくヒラヒラと花の周りを飛んでいるんですね。